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赤ちゃんを葬式に連れて行ってもいい?服装や注意すべき点などのまとめ

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赤ちゃんを連れたお葬式参加について

一般的に葬儀はしめやかな雰囲気で行われていますが、実際にご自分の赤ちゃんを連れた葬儀の参加について考えてみます。

目次

赤ちゃんを連れてお葬式に参列は問題ない?

まずは参加する際には、事前に喪主様やお身内の方に「赤ちゃんを連れての参加になる」旨をしっかりとお伝えすることが、基本的な礼儀となります。

葬儀の参列は、故人へのお別れという意味でも赤ちゃんを連れていく事自体、悪いことではありません

しかし赤ちゃんの泣き声などで、遺族や列席者に迷惑をかけないようにといった配慮は必要です。

当日も式が始まる前に、遺族に対して一言声をかけておくとよいでしょう。

あとは退席する際の備えとして

・出入口の場所
・席
・授乳室
・おむつ替えの場所
・寝かせられる控室

などを遺族の方などに確認しておくと、式の途中でも対応できます。

また葬儀社の担当の方にも、事前にその旨を伝えておくと、困った際にはサポートしてくれるでしょう。

葬儀会場によりますが
・キッズルームが完備されてあったり
・子供の読める絵本
などを用意してある葬儀場などもあります。

まずは親が、赤ちゃんが不機嫌にならず、また静かに式に臨めるような環境作りを準備しておくのが大事です。

大人でも長時間かかる葬儀自体を苦痛に感じられる方もいますから、赤ちゃんにとっては飽きるのも早いです。

興味を示す子供は少ないことを理解して、備えをしっかりして葬儀に参列しましょう。

以下は、赤ちゃんのための環境づくりや持っていくもの、注意点などをまとめました。

葬式に赤ちゃんが参列しても快適に過ごせる環境作りをする

ミルクを飲ませる

授乳時期の赤ちゃんの場合は、授乳できるスペースを確認しておくことが必要になります。

会場によって授乳スペースがないことも事前に想定して、授乳ケープを準備しておきましょう。

粉ミルクの場合なら、調乳用に
・哺乳瓶
・お湯
・粉ミルク
が必要です。

場合によっては葬儀場でお湯などを用意してくれる所もありますが、無いことも想定して、温度の下がりにくい水筒を持って行くようにしましょう。

さらに、授乳による吐き戻しをする可能性もあるので
・お母さんの喪服に吐き戻しされないように、肩にあてるタオル
・手や口をふけるウェットティッシュ
などがあると安心です。

おむつの交換

おむつ替えへの対策として、事前にトイレもしくはおむつ替えスペースの確保をしておきましょう。

おむつが濡れていると、赤ちゃんや乳児の機嫌は悪くなります。

またうんちをされると赤ちゃんも不快になるでしょうし、においが広がる可能性もあります。

気づいたらできるだけ早めに退席して、専用スペースで交換しましょう。

おむつ替えには
・新しいおむつ
・おしり拭き
・使用したおむつを入れるゴミ袋
などが必要です。

葬儀が長引いた時のために、それぞれ多めに持って行くと安心です。

またおむつ替えのスペースがなかった時のために
・バスタオル
・防水シート
などもあると便利ですね。

大きめで平らな椅子や、ソファの上に敷いてから赤ちゃんを乗せれば、簡易的なおむつ交換台として利用できます。

赤ちゃんが眠くなってぐずってしまった

あとは一番困るのが、赤ちゃんが眠くなってぐずった時です。

赤ちゃんがぐずると、泣き声で周りにも迷惑をかけてしまいます。

ぐずったり眠そうだったりしていたら、遺族もしくは葬儀担当の方に一声かけてから、赤ちゃんと一緒にそっとその場を離れましょう。

赤ちゃん連れの場合、退席することはマナー違反にはなりません。

できるだけ目立たず退席できるように、出入り口に近い後方の席につくことが、他の列席者への配慮となります。

退席後は静かな場所で落ち着かせ、もしそのまま寝るようなら控室で赤ちゃんを寝かしつけるのもひとつの方法です。

持ち物として抱っこひもなどがあれば、寝ている赤ちゃんを抱っこしたまま葬儀に参列することも可能です。

また赤ちゃんがぐずった時のために、いつも使っているオモチャやおかしなど、赤ちゃんがお気に入りのものも持って行きましょう。

赤ちゃんを葬式に連れていく場合の服装

赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服装は、快適に過ごせるよう注意を払ってあげましょう。

葬儀場は場所によって、暑かったり寒かったりすることがあります。

すぐに脱ぎ着ができるように、前にボタンがついている前開きの服がオススメです。

普通の洋服の下に、肌着やインナーを着せて体温調節するのもよいでしょう。

赤ちゃんの洋服の色は、黒でないといけないというわけではありません。

しかし、お悔やみの席なので
・派手な色合いの服
・キャラクターがバッチリ入った服
などは避けるようにしましょう。

お母さんの服装

赤ちゃんの服装についてまとめましたが、お母さんの服装についても注意が必要です。

授乳が必要な場合も考え
・授乳対応のワンピース
・シャツ
など、前やサイドが開ける服装がオススメです。

赤ちゃんのお世話でしゃがんだりすることも多いので、上下セパレートの喪服の場合、肌が見えたりお腹が冷えたりしないよう、腹巻や長めのインナーを下に着用するとよいでしょう。

また、好奇心旺盛な赤ちゃんにストッキングを引っ張られて、伝線してしまう可能性もあります。

そのため予備のストッキングも持って行く必要があります。

赤ちゃんの服や持ち物に気を取られがちですが、赤ちゃんのお世話をしていると、お母さんの洋服も意外と汚れがちなものです。

替えのストッキングやシャツなども、予備で何枚か持参していくと安心ですね。

赤ちゃんを連れて葬式に参列する場合のカバン

赤ちゃん連れの場合は、準備する物が多いため、大きなカバンが必要です。

お葬式で使うフォーマルバッグである必要はありませんが、やはり遺族に配慮して、地味な色合いのかばんを選ぶほうがよいでしょう。

赤ちゃんを連れてお葬式に参列する場合のまとめ

これまでに赤ちゃんを連れたお葬式の参加についてまとめてみましたが、連れて行くのも一苦労かと思います。

しかし親しい方とのお別れに、赤ちゃんがいるから行けない、というのはさみしいものです。

赤ちゃんの体調は日々変わりやすいですが、少しでも快適に過ごせるよう工夫してあげるとともに、周りの方への配慮も忘れないようにしたうえで、なるべく参列したほうがいいのではないかと思います。

あらかじめ葬儀社の担当者に、事情を説明しておくことで、サポートも得られると思います。

また、赤ちゃんを連れたお母さんの負担も、想像以上に大きいです。

赤ちゃん連れの方がいらしたら、可能な限り気にかけて親切にしてあげたいものですね。

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